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まもなく登場のDDR5メモリー、これで搭載ボードの伝送シミュレーションがばっちり - 日経テクノロジーオンライン

 米キーサイト(Keysight Technologies)は、同社のEDA製品の最新版「PathWave ADS(Advanced Design System) 2020 update1」のリリース(提供)を開始した。最新版の目玉の1つ、DDR5型SDRAM搭載ボードの伝送シミュレーションについて、キーサイト・テクノロジーに話を聞いた。

 次世代DRAMのDDR5型SDRAMを搭載したパソコンなどの機器が2020年にも登場すると見られている(関連記事)。DDR型SDRAMなどの高速メモリーを搭載した機器の開発に欠かせないのが、伝送線路シミュレーターである。伝送線路シミュレーターは、ボード上に実装されたチップ間でやりとりする信号波形をコンピューター上で模擬する。伝送線路シミュレーターによって、誤動作しないか、不要な雑音を発生しないといったことを確認できる。問題が見つかれば、設計を修正する。これで、試作ボードや試作機器の作り直し回数を低減できる。

 Keysightは、DDR型SDRAMとMPUなどのプロセッサー間の信号波形解析に向けた伝送シミュレーターとして、ADSに含まれる「DDR Bus Simulator」を開発・提供してきた。さらに同社は、DDR Bus Simulatorとそのセットアップなどに向けたGUIを組み合わせたADS向けのパッケージとして「Memory Designer」も開発・提供している。既存の(PathWave ADS 2020までの)DDR Bus Simulatorは、DDR4型SDRAMまでをサポートしてきた。シミュレーションに使うモデルは、米Intelが主導して開発・標準化したIBIS(Input/Output Buffer Information Specification)形式を取る。

DDR Bus Simulator実行画面例。Keysightのイメージ

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Memory DesignerのDDR Bus Simulatorセットアップ画面例。キーサイトのスライド

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