講演する中家会長（東京都千代田区で）
ＪＡ全中の中家徹会長は２９日夜、東京都内で新たな食料・農業・農村基本計画について講演した。担い手が限られる中、農業や農村の維持には中小・家族経営などの発展が欠かせないと強調。多様な経営が小規模でも農地を守れるよう、同計画に位置付けて支援を強化すべきだと訴えた。
農政ジャーナリストの会が開いた研究会で、記者ら約５０人が集まった。
中家会長は地元の担い手農家を例に、規模拡大が限界を迎え、農地を新たに預かることができなくなっていると指摘。「定年帰農者や高齢者、兼業農家など多様な方が農地を守り、わずかでも農産物を作ってもらう形が大事だ」と訴えた。
国が農地の８割を担い手に集約する目標を掲げていることについても、特に中山間地域などでは農村への影響が大きいと主張。画一的に目指すのではなく、地域の実態に合った目標とするよう求めた。
同計画の実効性を高めるには、行政が同計画に基づいた振興計画を立て、ＪＡも一体となって取り組む流れが必要だと強調。計画の達成状況は１年ごとに検証すべきだとした。
中家会長は「計画作りが目的ではない。大事なのは、できた計画を現場にどう下ろし実践するかだ」と述べた。
"農業" - Google ニュース
January 31, 2020 at 05:02AM
https://ift.tt/31aIA8U
家族農業 農地守る 全中・中家会長講演 農政ジャーナリストの会 - 日本農業新聞
"農業" - Google ニュース
https://ift.tt/2SkudNe
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "家族農業 農地守る 全中・中家会長講演 農政ジャーナリストの会 - 日本農業新聞"
Post a Comment