
浅瀬で農作物を栽培するチュニジア伝統の「ラムリ」(FAO提供)
アフリカ北部チュニジアの伝統である砂地での農業や、森林保護型農業が注目を集める。生物多様性の保護などが評価され、国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産に登録されたからだ。国連が掲げる2030年までの持続可能な開発目標(SDGs)にも合致する。
同国北部海辺の町ガールエルメルハでは、砂地で作物を育てるラムリという伝統農法が17世紀から続いている。海の浅瀬部分に海面より30センチ高い畝の畑を作り、比重が海水より少ない雨水が海面に浮かび、自然に畑に流れ込む原理を利用したのが特徴だ。その雨水で、ジャガイモやタマネギを栽培している。
同国ジェバエルオリアで展開する「空中庭園」は、ゴルア山の標高600メートルの高地で、森林保護を進めながら農作物の栽培や酪農を経営するのが特徴だ。森林の生態系を保護することで、ミツバチなどの野生の花粉媒介を豊富に保ち、イチジクやナス、ソラマメなどさまざまな農産物を栽培している。
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July 12, 2020 at 05:07AM
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[世界のSDGs] チュニジア 「保全型農業」遺産に - 日本農業新聞
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