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地方の再生は災害対策シミュレーションから? 大林宣彦監督の“尾道三部作”で、ITを使った街の再生を考える(ITmedia NEWS) - Yahoo! JAPAN

逝去した大林宣彦監督「尾道三部作」で有名、だが廃れつつある街、尾道

 2020年4月、映画監督大林宣彦さんが逝去したと報じられた。大林組映画といえば、「尾道三部作」と呼ばれる映画、『転校生』『時をかける少女』『さびしんぼう』が有名。これらの映画に描かれるように尾道は海と山が接近する坂道の街であり、そのパノラマ感覚と、細い街路が織りなす迷路感覚が観光客を引きつける。だが、近年は豪雨や猛暑の影響で観光客数は減りつつあるという。そこにコロナ禍が追い打ちをかけている。  また、住民の高齢化と都市の空洞化が進み、山手地区では空き家が増加し、廃墟化が進む家屋もある。かつて尾道三部作で主人公たちが自転車で駆け抜けた尾道商店街でも、日中であるにもかかわらず、シャッターが閉まったままの店舗が多く見受けられる。

尾道再生のため立ち上がる数々のプロジェクト

 こうした厳しい現実を打開するため、尾道ではさまざまなプロジェクトが活動を繰り広げている。一部を紹介すると、例えば、NPO法人・尾道空き家再生プロジェクトは、廃墟化しつつある物件をネットで紹介し、空き家再生のためのイベント協力や出資を募っている。  また昨年(19年)には、尾道市の情報発信を目的としたWebサイトを立ち上げるためのクラウドファンディングを実施した個人も現われた。他には、尾道を舞台としたアニメ『ソラとウミのアイダ』『蒼穹のファフナー』など、大林映画の聖地巡礼者とは別世代の観光客をターゲットにしたアニメとのタイアップも、街再生のための試みの例と言えよう。  さて、日本における街の再生について、全国に視点を向けると、「まちづクリエイティブ」の活動が注目できる。「つづく世界をつくる」「地域力を高めるエリアブランディングと再開発」をテーマとして掲げる代表の寺井元一氏は、過去「ホリエモンチャンネル」で堀江貴文氏と対談を行っている。  この対談の中で、街の再開発においてIT系人材が求められていること、実際にIT系人材が集まりつつある街、徳島県神山町が紹介されている。徳島県神山町は人口減少が続いて限界集落となりつつあったが、光ファイバー料金の安さからIT系人材が移住し、10年以内にさまざまなベンチャー企業が誕生した。日本におけるITによる地域再開発の成功例の1つだ。

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July 20, 2020 at 01:56PM
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