竹内結子 

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9月27日朝に飛び込んできた、女優・竹内結子さん死去という大変ショッキングなニュース。多くの人が悲しみや驚きに暮れる一方、ゆがんだ正義感の暴走も目立っている。

各報道によると、竹内さんは関係者からの連絡で、都内の自宅から病院に運ばれたが死亡が確認されたという。突然の訃報に、ネット上ではその原因を探る声が盛んに聞かれる。その矛先となってしまったのが、竹内さんの前夫・中村獅童だ。

2人は映画『いま、会いにゆきます』で共演したことをキッカケに、2005年6月にできちゃった結婚。11月には第1子となる長男に恵まれたが、08年2月末、3年も持たず夫婦生活にピリオドが打たれた。

当時の報道によると、離婚の原因となったのは中村の不倫。こうした背景があるため、竹内さんの訃報後、中村のインスタグラムに批判コメントが殺到したのだ。

無垢な子どもの笑顔に地獄のようなコメント

寄せられたのは、「無神経すぎる。許せない」「あなたが支えてあげていれば…」「あなたがどれほど竹内結子さんを苦しめたのでしょうか」といったコメント。いずれも竹内さん自殺の理由を、過去の不倫や離婚に結びつけるものばかりだ。

こうしたコメントは最新の投稿に寄せられたのだが、そのポストに添えられていたのは、子どもの笑顔の写真。無垢な微笑みの画像に、過去の行いを責めるコメントが相次ぐ地獄絵図と化していたため、

《今すぐコメント欄を封鎖してください!》
《息子さんが心配です。多感な時期で明日から学校もあります。守ってあげて下さい!》
《これで叩いて、中村さんが自殺なんてことになったら貴方たちのせいですよ》
《好き勝手に書く無神経な人が多すぎる》
《元奥さんがこんな亡くなり方して悲しくない訳ないだろ、どこまで無神経な奴らばっかなんだ》

など、中傷に対する反論コメントも殺到している。

現在は、ネット上の誹謗中傷が社会問題化しているが、〝死因〟を中村と決めつけて攻める根拠はどこにあるのだろうか。誹謗中傷を投稿する人たちは、まず自分の行動を振り返ってもらいたいものだ。

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