紀元前までに遡る、誕生石の歴史。
Photo: kyoshino/Getty Images
誕生石の起原には諸説あるが、その歴史は紀元前に遡り、古くからそれぞれにパワーや効果があるものとして信じられてきた。実際に誕生石を身につける習慣は何世紀も前に流行し、1870年にはティファニー(TIFFANY & CO.)の創業者であるチャールズ・ルイス・ティファニーが、宝飾品を幅広い顧客層に買ってもらうための商法としてコンセプト化した。1912年、アメリカの米国宝石商組合によって正式に「誕生石」が制定され、52年の改訂を経て、今では多くの人に親しまれるものになった。
気になる効果は?
誕生石は単に各月に合わせた宝石というだけではなく、星座と繋がったヒーリング効果のほか、オーラを浄化したり、引き出すパワーがある。それぞれの石が持つ自然のエネルギーには、不安を和らげ、自信を与え、人間関係を円滑にする効力も。また、飲料水やお風呂の湯に使えば、そのパワーを体内に取り入れることができ、デトックスにも有効だ。
どれを身に着けた方が良いという決まりはないから、誕生石や星座にとらわれず、気に入った宝石をひとつだけ選んでも、すべて揃えるのもOK。その日の気分や服装に合わせて自由に楽しんでみて。
1月 ガーネット
ガーネットの石言葉は、「貞操」、「真実」、「友愛」、「忠実」、「実り」などが挙げられる。1月生まれの山羊座と水瓶座の努力の成果を実らせて、成功へと導いてくれる。
2月 アメジスト
スピリチュアルであることで知られる水瓶座と魚座には、直感力を高め、オーラを清めてくれるアメジストがぴったり。穏やかな安らぎを届けてくれるため、不眠の改善も期待できる。「愛の守護石」とも言われ、恋愛運のアップにも人気だ。
3月 アクアマリン
3月の太陽は繊細な魚座から激情的な牡羊座へと移動するため、どちらの星座の生まれにも感情を落ち着かせるエネルギーが必要。幸いにもアクアマリンは気分を鎮め、ストレスで疲れた心を癒してくれる。
4月 ダイヤモンド
想像力を高め、チャクラを整えると言われるダイヤモンド。4月の牡羊座と牡牛座はこの力を借りれば創造性を発揮し、目標の達成に繋げることができる。
5月 エメラルド
オープンマインドをもたらす5月の牡牛座と双子座は、「希望」や「新しい始まり」を意味するエメラルド。心身のバランスや感情を安定させるといった働きもあるとされ、ヒーリング効果も高い。
6月 パール
6月生まれの双子座と蟹座は、落ち着きを得ることができるパール。自分の考えや感情をより深く理解するために作用する。純粋、謙虚、純潔といった石言葉も、フォーマルなシーンに選ばれる理由のひとつ。
7月 ルビー
7月は太陽が感情豊かな蟹座から活発な獅子座へと移動する。ルビーは勝利を呼び込む力を持ち合わせているため、仕事運や金運財運の向上にも。肉体面、精神面においても勇気、積極性、活力を与えてくれる。
8月 ペリドット
獅子座と乙女座の感情を和らげ、心の平穏をもたらすペリドット。不安を払拭し、明るい未来へ導きながら、出会いや恋愛に高い運気を引き寄せてくれる。
9月 サファイア
太陽が乙女座から天秤座に移る9月は、深く美しいブルーのサファイア。誠実な愛の象徴として恋愛のお守りとしても人気だ。イライラや心配事を解消する効果もある。
10月 オパール
10月生まれの天秤座と蠍座には、ローマ時代から「幸運を招く宝石」として珍重されてきたオパールを。内面の美しさや女性らしさを引き出すだけでなく、邪悪なエネルギーから守ってくれる。
11月 トパーズ
気持ちを落ち着かせて、洞察力や集中力を高めるトパーズは蠍座と射手座の人へ。曖昧な物事をはっきりさせ、自分が本当に望むものを明らかにする手助けをしてくれる。
12月 ターコイズ
衝動的な射手座と現実的な山羊座には、ターコイズの地に足の着いたエネルギーを。勇気と行動力、積極性を与えてくれるほか、危険から身を守ってくるため、旅のお守りとしても◎。
※価格など表示内容は、執筆現在のものです。変更の可能性もありますので、最新の在庫状況や販売価格は、販売ページをご確認ください。
Text: Lisa Stardust Adaptation: Motoko Fujita
From VOGUE.CO.UK
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