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ジュエリーブランド「プリーク」とは?定番のパールアイテムやイヤーカフ、最新コレクションの解説まで - PREEKについて - FASHIONSNAP.COM

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プロフィール

Kasumi Ashizawa芦沢佳澄デザイナー

1984年東京都出身。ユナイテッドアローズで働きながらファッションスクール「ここのがっこう」に入学し、独学でジュエリー製作を始める。2012年に「ITS」Jewelry部門のファイナリストに選抜されイタリアへ。2018年に「ここのがっこう」主宰・山縣良和、「ミキオサカベ」デザイナー 坂部三樹郎のアドバイスを受け、ジュエリーの知識、技術、生産背景などを模索しながら自身のブランド「プリーク(PREEK)」をスタート。

- CHARACTERISTIC ITEM -

ダルメシアンクラシックパールネックレス(バロックパールシリーズより)
ダルメシアンクラシックパールネックレス(バロックパールシリーズより)
「UKISHIMA」シリーズのイヤーカフ
「UKISHIMA」シリーズのイヤーカフ

 アイコニックな「バロックパール(BAROQUE PEARL)」シリーズはデビュー時から継続的に展開。一つ一つが不揃いで歪んだ形の天然淡水パールを用いており、パールとメタルの見せる異なる曲線が、コンテンポラリーでエレガントな雰囲気を際立たせるデザインが多い。クラシカルになりすぎず、カジュアルにもフォーマルにも使いやすいパールアイテムとして人気を集めている。

 和菓子の浮島に着想した「ウキシマ(UKISHIMA)」シリーズもデビュー時から定番のアイテムシリーズ。そこから派生した空豆を模ったピアス「ウキシマ ソラマメ(UKISHIMA SORAMAME)」は程よい丸みのあるシルエットで、天然石を手作業で削りだし、石の半面に特殊加工のエレクトロフォーミングの技術を施して、ゴールドをコーティングしている。また、ユニセックスで人気を集めてきている同シリーズのイヤーカフ「ウキシマ イヤーカフ(UKISHIMA EARCUFF)」もブランドのアイコンアイテム。「天然石の柄に個体差があるので、一点物のような感覚で愛用できる。より愛着を持って使っていただけるのでは」とデザイナーの芦沢は解説している。

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- BRAND CONCEPT-

Image by PREEK
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 「日本でつくるジュエリーの新しい可能性」をコンセプトに、ジュエリーのニュースタンダードを提案しているプリーク。「ファインジュエリーの工房、宝石彫刻の伝統工芸、新しい技術の3つを掛け合わせて新しいジェエリーブランドを立ち上げたい」という思いからスタートした。有機的なパールや石といった自然物を使って、日本特有の美意識や伝統工芸に新たな技術を加えたアイテムを提案している。

 芦沢デザイナーは「敢えてハンドの跡を残したり、歪ませて綺麗になりすぎないように仕上げるなど、温かみを持たせたアイテムを意識して作っています」とコメントしており、様々なファッションに馴染むデザイン性の高さや、多くのアイテムがユニセックスで使える事から多くの男女からの支持を得ている。

- SHOP -

 プリークのアイテムを取り扱っているのは主にセレクトショップで、エディション(Edition)やグレイト(GR8)など。ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS&SUNS)エディションでは別注アイテムを展開。デザイナーは一番多くアイテムを取り扱っていることから、オススメの店舗として青山のエイチ ビューティ&ユース(H BEAUTY&YOUTH)を挙げている。また、銀座の「CIBONE CASE」でも取り扱っており、「物作りの奥深さや、物そのものの本質、日本の伝統文化などに興味がある人は是非手に取ってみてもらいたい」とコメント。なお、オンラインではFASHIONSNAP.STOREでも取り扱っている。

>>ほか取り扱い店舗一覧(2022年9月2日時点)
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- NEW COLLECTION -

Image by PREEK
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 1960年代後半のカウンターカルチャー、REVOLUTUION、FREE、LOVE&PEACE をキーワードに若者が立ち上がった新しい時代の始まり、時代が変わっていく様からインスピレーションを得て始まった新作の2022年秋冬コレクション。天然石を多く用い、石枠をバロックパールと組み合わせた新しいコレクションはシンプルながらも小粋なアクセントがポイントとなっている。

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- FAVORITE LOOK -

Image by PREEK
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 お気に入りのルックとして挙げたのは、素肌にジャケットを羽織り、アートピースのようなラピスラズリとベイビーパールのチョーカーを合わせた1枚。「肩パッド入りの古着のリメイクジャケットを敢えて着せました。1960年代に着想した今回のコレクションテーマを象徴する1枚です」とコメントしている。

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パールネックレス2本をつかむ手

- COLLABORATION -

 芦沢デザイナーは印象に残っているコラボとして、ユナイテッドアローズ&サンズ別注により初のメンズパールコレクションを制作したことを挙げている。V字のパールを繋げたネックレスや、ウッドビーズを連想させる細長のパールを連結したネックレス、片耳用のクロスピアスなどをラインナップした。発売当時の2020年8月はメンズパールがトレンドアイテムとして注目を集めていたことも相まって、発売から1〜2日で全アイテムが完売状態に。現在プリークの購入者の4割は男性だが、この別注がそのことのきっかけになったのだという。

- PERSON -

 ユナイテッドアローズに在職しながら、山縣良和によって設立された「ここのがっこう(coconogacco)」に通い、独学でジュエリーを学んだという芦沢デザイナー。このことについて芦沢は「山縣さんや坂部三樹郎さんにはブランドの根幹やデザインプロセスなど、たくさんのアドバイスをいただきました。また、ブランド立ち上げの際は栗野宏文さんにも背中を押していただきました」とコメントを寄せている。

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