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綾瀬はるかとブルガリ、無限の情熱を秘めて|ハーパーズ バザー(Harper's BAZAAR)公式 - sp.harpersbazaar.jp

 古代ギリシャやローマ時代の神話では、蛇は変身と再生の象徴であったという。神秘的なパワーを秘め長く人々を魅了してきたそのヘビの姿を、さまざまな解釈でジュエリーに昇華したブルガリの「セルペンティ」。今年75周年を迎えたこのアイコニックなコレクションは、これまで多くの女性たちに自信と輝きを与えてきた。さまざまな「セルペンティ」をまとった綾瀬はるかも、シャープな魅力を披露。その凜としたまなざしが、コレクションの世界観と一体になる。

「しなやかなヘビの体が、腕や首元に巻き付くというこのデザインが印象的だと感じました。ゴージャスであり、カッコよくもあり。目の色によってムードががらりと変わるのにも、心惹かれてしまいますね。ブルガリのジュエリーについては、以前ドラマの中でも身につけたことがあり、女性のグラマラスな一面を引き出してくれるというイメージがありました。身につけるだけで胸が高鳴るというか、ジュエリーが自信を引き出してくれるかのような存在感。セルペンティにも、そういうパワーを感じました」

 夏に公開の最新映画『リボルバー・リリー』では、諜報員という役柄に挑み、アクションシーンにも積極的に取り組んだ。演じてきた人物は実に多彩、まさに変幻自在な役者であることは、誰もが知るところ。だからこそ彼女自身の素顔にも引き込まれてしまう。
「いろいろな役に入っていく仕事ということもあって、普段の自分には強いこだわりがないんです。『こうだ!』と決めつけることもなくて。例えるなら、自分の中を掃除するような感覚で、すっきり、きれいにしておきたい。柔軟でいることが大切なのかもしれませんね」

 ファッションはシンプルなものが好み。ジュエリーは特別なオケージョンに合わせて選ぶほうだとか。
「食事に出かけるときなどに、イヤリングや指輪をプラスするんです。普段つけるのは着こなしに合うようなデザインのものですが、今日の撮影で身につけたような華やかなピースも、いつか自分へのご褒美として手に入れたいですね」

 屈託のない笑顔、飾らない言葉。こうして対話する時間にもゆったりとした空気が流れている。そして、「人を引きつける人物とは?」と尋ねたときに、とても印象的な答えが返ってきた。
「人の魅力って、その人が本来の自分でいるときに出合えるものだと思います。ありのままのその人でいて、喜びに満ちている……。そういう人がいちばん魅力的だと思うんです」

 そう語る彼女こそ、ありのままの自然体で自身の信じる道を駆け抜けてきた。セルペンティのしなやかなフォルムを成す繊細なディテールワークや、ダイヤモンド、ゴールドのきらめきが、彼女の芯の強さを浮き彫りにする。では、この先のヴィジョンは?
「これまではずっと、常に仕事がいちばんで走ってきました。だから、このあたりで自分の視野をちょっと広げてみたいとも考えているんです。それがどんな形になるのかはまだ私にも分からなくて、模索中。でも、広い世界をもっと見てみたい。何かをしてみたい。今はそんな思いが心の中にあるんです」

 キャリアも年齢も成熟のときを迎え、新しいステージが幕を開ける予感。静かな自信をたたえた彼女の一歩一歩に、注目していきたい。

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