富士山の噴火被害に対する新たな科学的知見を反映させるため国や県、有識者の検討委員会が進めているハザードマップの改定作業で、考慮すべき想定火口範囲が大幅に広がり、静岡県富士宮市では溶岩流が市街地に2~3時間で到達、富士市では新東名高速道を超えるとのシミュレーションが示されていることが、27日までの関係者への取材で分かった。避難計画において最も危険な第1次エリアは富士宮市を中心に拡大する見込みだ。県や市は計画の大幅な見直しを迫られるとみられる。
改定作業は、研究成果の蓄積により、火口の範囲の想定年代を従来の約3200年前以降から約5600年前までさかのぼることが妥当と判断。山体を覆う樹木など障害物を透過できる航空レーザー測量で新たに発見された噴火口跡も考慮し、被害想定エリアの慎重な検討が続いている。
富士宮市域では、現行のハザードマップより約5キロ市街地に近い「二子山火口」周辺(同市山宮、標高約600メートル)が想定火口範囲となった。12月に非公開で開催された本年度2度目の会合で、新たな条件での溶岩流の流下状況などについて協議。関係者によると、同市側では溶岩流が弓沢川や風祭川などの谷間を伝い、2~3時間で市街地周辺やJR身延線、市北部の白糸の滝近郊まで達する可能性が示された。富士市側でも数本の河川を下り、3時間程度で新東名に到達すると見込まれる。
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December 28, 2019 at 05:28AM
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