Search

【徹底シミュレーション】中国が台湾に侵攻したとき、何が起こるか(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース

中国の習近平政権が台湾をますます威嚇し、緊張関係が高まっている。実際に中国が台湾に侵攻すれば、米中戦争にいたる可能性もある。台湾に最も近い米軍基地は沖縄に集中しており、日本も必然的に巻き込まれることになる。その最悪のシナリオを、米経済メディア「ブルームバーグ」台湾支局長が徹底シミュレーシュンする。 【画像】中国の侵攻に備える台湾 習近平率いる中国共産党は70年以上にわたり、台湾を侵攻すると脅してきた。いまアナリストや当局や投資家のあいだでは、数年のうちに中国の台湾侵攻が現実となり、それが米中戦争につながる可能性があるとの懸念が高まっている。 2020年9月には、中国人民解放軍の航空機が台湾海峡の中間線を繰り返し突破し、数十年にわたり平和を維持してきた事実上の緩衝地帯が消滅した。 党機関紙「環球時報」は今後の展望を示し、中国空軍に台湾上空をパトロールさせ、台湾が発砲した場合には「軍事的手段で統一を達成する」よう促している。一方の台湾は、攻撃された場合にのみ発砲すると発表している。 このような威嚇にもかかわらず、中国と台湾には、戦争を回避すべき理由がいくつもある。戦争は、何万人もの死者を出し、経済を破壊し、米国やその同盟国との核戦争につながる可能性がある。 中国政府は軍事的な脅威、外交的な隔離、経済的なインセンティブを通じて台湾を支配する努力を続けるだろうというのが、大方の見方であることに変わりはない。ちなみに台湾株は最近、史上最高値を更新している。

米大統領選で誰が勝利しても…

だが、中国を動かすかもしれない力がいくつかある。習近平国家主席の狙いは、「失われた」領土を手に入れ、自分の偉業を確固たるものにすることだ。 台湾人のあいだでは中国との統一に対する支持が低くなる一方で、独立派への支持が高まっている。米中の敵対関係もますます悪化している。 「大きな危機が来るのではないかと懸念を強めています」と言うのは、イアン・イーストンだ。『中国侵略の脅威─台湾の防衛力と米国のアジア戦略』(未邦訳)の著者で、「プロジェクト2049研究所」のシニアディレクターだ。 「全面的な侵略と超大国間の戦争が生じることも想定しえます。今後5~10年が危険な時期になるでしょう。この一触即発の状況は根本的に不安定です」 11月3日のアメリカ大統領選挙で誰が勝利するにしても、台湾は最も差し迫った安全保障上の問題となるだろう。 台湾政府は米国の超党派による支持を回復し、トランプ政権は台湾に対して先例のない提案をいくつもしてきたが、トランプ大統領自身は台湾の戦略的価値に懐疑的だ。 民主党のジョー・バイデン候補は以前、米国が台湾を守るかどうかは議会が決めるべきだと発言している。

Let's block ads! (Why?)



"シミュレーション" - Google ニュース
November 03, 2020 at 10:39AM
https://ift.tt/2TMpKlZ

【徹底シミュレーション】中国が台湾に侵攻したとき、何が起こるか(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース
"シミュレーション" - Google ニュース
https://ift.tt/2Y8i6U2
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

0 Response to "【徹底シミュレーション】中国が台湾に侵攻したとき、何が起こるか(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース"

Post a Comment

Powered by Blogger.