人と比べるのではなく、自分の尺度で幸福を定義し、自分らしい生き方を優先するクオリティ・オブ・ライフという考え方が浸透してきている。今よりもずっと以前から、この考え方を体現してきたのがパリジェンヌだ。個性を大切にし、好奇心旺盛に毎日を自分らしく生きる――そんなエル的ライフスタイルを実践するおしゃれなパリジェンヌにフォーカスする連載。vol.26は、自身のジュエリーブランドを立ち上げた生粋のパリジェンヌ、イリス・ドゥ・ラ・ヴィラディエールにフォーカス。
This content is imported from YouTube. You may be able to find the same content in another format, or you may be able to find more information, at their web site.
イリス・ドゥ・ラ・ヴィラディエール(Iris de La Villardière)
パリ出身、30歳。パリのアートスクールとミラノの学校でジュエリーデザインを学び、ジュエリーブランド「マリーエレーヌ ドゥ タイヤック」と「ストーン パリ」で2年間勤務。2020年に幼なじみとともに、ファインジュエリーブランド「ヴィルティエール」を創設。
Q. ジュエリーブランド「ヴィルティエール」について教えて!
「陽気で快活なパリ発のジュエリーブランドよ。フランスのジュエリーシーンに新たな息吹を吹き込みたくて、ビジネスパートナーであり幼なじみのトーマとともに『ヴィルティエール』を立ち上げたの。団結、友情、愛情というデザインコンセプトを主軸に、ディテールまでこだわり抜いた上質なジュエリーを自社のアトリエで制作しているわ。主にイエローゴールド、ダイヤモンド、マザーオブパール、マラカイトなどのカラーストーンを使用した、ファインジュエリーを手がけている」
Q. 最も幸せを感じる瞬間はいつ?
「大切な人と一緒にいる時間が一番幸せ。夫と娘と朝起きた時や、家族との旅行、女友達とのディナーなど。日常の何気ない瞬間こそ尊く、平穏な幸せの瞬間」
Q. 人生で最も大切にしていることは?
「継続して構築しているものが大切ね。創設から約3年を迎える『ヴィルティエール』のこれまでの歩みを誇りに思っているし、もうすぐ2歳になる娘フルールの成長と、彼女を育む私たちの夫婦関係、それぞれの家族や親戚との関係。時間をかけて構築する価値のある大切なものに囲まれていると、人生が有意義だと感じられるわ」
Q. 毎日を充実させるために実践していることは?
「楽観主義でいること! 常にポジティブシンキングを心がけ、可能な限り愛する人たちと時間を過ごすようにしている」
Q. あなたにとって“ファッション”とは?
「個人的に興味を持っている分野で、異なるスタイルで遊ぶのが好きよ。洋服をまとって気分が良くなることがとても重要で、ジュエリーのように自分を外へと向けて表現する手段のひとつだと思うわ」
Q. あなたにとって“仕事”とは?
「『ヴィルティエール』での仕事は、私の人生の大部分を占めている。ブランドの次のステップや現在向き合うべき課題など、たとえバカンス中だとしてもジュエリーのことを考えない日はないわ。自分の仕事に情熱と誇りを持っているから、仕事が人生の中心という今の状況に満足しているの」
Q. クオリティ・オブ・ライフを向上させるために、必要なモノ・コトを5つ教えて
自分のための時間
出社前の朝時間やコーヒーを飲む休憩タイム、メディテーションなど、一人になって一息つく時間に心身をリフレッシュできる。
女友達との時間
平日にママ友や女友達とランチをとるの。近況報告をする他愛もない会話は、喜びや笑いをもたらし英気を養える。
週間計画
仕事と子育てで忙しいけれど、生産性を高めるために週間計画を立てて、順序よく物事を進められるようにしているわ。
スポーツ
心身の健康のために、サイクリングといった簡単なスポーツに取り組んでいる。
アート
展覧会やショップを巡って、創造的な刺激を受け取る。自宅にもアートブックやオブジェを飾り、日常的に美しいものに触れるようにしているわ。
Q. 一日のタイムスケジュールを教えて
9:00 私の自宅と同じ通りに住んでいる、ベビーシッターのもとへ娘を送り届ける。信頼できる第二の母が近所にいることはとても幸運!
9:30 「ヴィルティエール」のショールーム兼オフィスに到着。新聞に目を通し、メールをチェックするところから一日がスタート。午前中はプライベートクライアントとのアポイントメントや、チームで取り組んでいるトピックに対処するなど、その日によって大きく変動するわ。
13:00 ショールーム兼オフィスを構えるパリ7区で、ビジネスパートナーのトーマや女友達、母と一緒にランチを楽しむ。
15:00 午後は、新しいコレクションの制作に集中する。ジュエリーのデザインやルックブックのイメージ、マーケティングリサーチなど、日々タスクは山盛りよ!
19:00 娘を迎えに行ってから、自宅で料理をして家族3人でディナー。週末は家族や友達を自宅に招いたり、娘を預けて夫婦で特別な外食に出掛けることも。就寝まで娘から手が離せないけれど、子育ては仕事とともに私の人生の喜びよ。
Q. 50歳になったとき、どんな生き方をしていたい?
「とても自由な生活を送りたいわね。旅行に出掛け、仕事にいつも楽しく向かっていて、 愛する人たちに囲まれ、家族が近くにいてほしい。 今の延長線上で、日々幸せを感じる50代を過ごしていたい」
photo & video: Chloé Bruhat
from "ジュエリー" - Google ニュース https://ift.tt/dtVs8Qg
via IFTTT
Bagikan Berita Ini
0 Response to "おしゃれパリジェンヌのクオリティ・オブ・ライフ vol.26 - ELLE JAPAN"
Post a Comment